【コラム】本を読むのが大嫌いな私が、本が読めるようになった理由
大学院時代に、内部進学を目指す高校生の家庭教師をしていた。彼は本を読むことが大好きで、一方の私は大嫌いということを休憩時間の笑い話のネタにしていた程。不憫に思ったのか、彼は色々な本を薦めてくれたのだが、そんな健気な彼の誘いを断り続けていた。そんな私が、なぜ本を貪るように読むようになったのか。
国語が嫌いで、本を読むことをめんどくさいと思っている息子に捧ぐコラムです。
本を読むのが嫌いだった理由
週刊マガジンは読むのに本は読まない。何故なのか?単に怠け者なのか?刹那的な快楽主義者なのか?本を読まなくても特に困っていなかった(と思っていた)当時の私は、特段深掘りすることもなく、センター試験の国語の配分が低い国立大学に幸運にも滑り込み、最も本を読まないで大学生活を送ったランキングでは上位の方に入るのではなかろうか。理系なので論文はしこたま読んだが。
最近ツイッターを見ていて、本を読むのが嫌いだった最大の理由は、「内容が腹落ちするまでに時間がかかるからだ」、という文書化をようやくできるようになった。もう少し解像度を上げると、自分にとって「内容が腹落ちする」とは、筆者が伝えようとするメッセージを正しくデコードして脳内の知識棚に整理整頓し、人生を一歩でもよい方向に進めるためのシンプルで実行可能なアクションを定義できること、である。因みに読者がこのように思うのであれば、筆者はこの逆のことをしているのだろうなと想像する。
テニスが好き、ゲームが好き、のように、DNAレベルで(ちょっと言い過ぎか)、自分の脳内ドーパミンがジャブジャブ出まくるものを趣味というのではないかと。それにも関わらず、小さいころから本を読まないとバカになる、本を読まないと勉強できない、本を読まないと国語ができないばかりか数学の問題も解けない、などと脅されて生きてきて(国語は全くできないので、親の脅しもあながち外れてはいなかった)、もはや本を読むことでDNAレベルで脳内に不快物質が出てくるほどであった。人が本を読むためには、相当な動機づけが必要であることを声を大にして言いたい、自慢することではないが。
本を読まなければならなくなった理由
私は2000年に新卒入社し、2008年から社会人大学院で技術経営を学ぶことになったのだが、そこには強烈な動機づけがあった。いわゆる技術系MBAと言われ、ケーススタディのためのグループディスカッションがある。ディスカッションに参加するためにはケースの読み込み、関連書籍の読み込みが必須で、それが1週間に3~4冊課される場合もある。
入社8年目と言えば、仕事も一通り覚え、若手リーダー格として活躍しているころ。2020年近辺の働き方改善なぞどこ吹く風、当時は時計の針が12時を回る前に帰宅することは稀で、満員の通勤電車で如何に上手くスペースを確保して課題図書を読むかが、家と職場を往復するときの課題であった。読むのが遅いとか、集中しなきゃいけないとか、そんな泣き言を言っている暇はなく、とにかく速く内容を理解して無理矢理アクションを抽出する必要があった。
「勉強するには集中力を身に着けなければならない」というのは順番が逆で、「勉強を始めたから集中力が増す」というのは誰もが耳にしたことがあるライフハックであろう。毎朝毎晩、通勤電車に揺られて本を読み続けているうちに、ゾーンに入る瞬間を感じるようになった。
本を読むのが気持ちよくなった理由
私の「ゾーン」を具体的に言うと、心の中で文字を読んで文章を行ったり来たりして理解するシーケンスから、目で文字を追っていると脳の中に高速に整理されていくような感覚。先に書いたように、多大な時間をかけて蓄積された知識を整理してエンコードされてある文字列に対し、自分の眼のセンサーで画像認識→デコードをして脳内のRAMに展開されていく期間が増えてきたのだ。脳内RAMに展開されるスピードが速くなると、もっと知りたいという欲求のドーパミンがでてきて、そのスピードを維持しながら集中した状態でどんどん本を読み進められるようになった。
私が本を読むスピードは依然として本が大好きな人のそれと比べると、ウサギと亀ぐらいの差はあるのだが、もともと亀以下のスピードでゴールにもたどり着けなかった私が、亀並みのスピードになって何とか本全体の内容を読み切る、ゴールまで着実にたどり着けるようになったのだ。
そして同時に、脳内RAMから脳内ROMに構造体として整理整頓して保存することで、グループディスカッションで発言するというアクションに自然につなげられるようになったのである。
本を読み始めるのはいつだって遅くない
短時間での大量の課題図書とアウトプット、それにより私は本を貪るように読むようになった。本を読むのが嫌いだった最大の理由である「内容が腹落ちするまでに時間がかかるからだ」を克服。筆者が伝えようとするメッセージを正しくデコードして脳内の知識棚に整理整頓し、人生を一歩でもよい方向に進めるためのシンプルで実行可能なアクションが定義できるようになった。
30過ぎた私でさえ、こうした新しい気づきができ、大げさに言うと人生の幅が広がった。今、国語の点数が伸びずに、毎日塾の宿題で苦労している息子に、少しでも本を読む楽しさ、本を読めるようになる方法を伝えられたらと思う。
追伸
大学院時代に家庭教師をしていた高校生から、薦められた本をいくつか読んでみた。その当時、夢中になった本が1冊だけあった。
星新一のショートショート(笑)
短い時間で読めることは、本を嫌いにならないために必要な要素なので、本が嫌いな子には短い文章から始めるのはとても合理的だと思う。
国内MBA・MOT受験対策【研究計画書その3】
研究計画書シリーズの前回は、「自分の個性や将来像」と「大学教授の欲しい学生」とのマッチング、それを構造的にストーリー化するのがよい、と主張しました。
大学教授の欲しい学生を知るためには、単純にその教授をピンポイントで研究すること。社会人であれば、就職活動で志望業界や会社の研究をしましたよね。それと同じです。
ここでも、就職活動と同じアプローチと、異なるアプローチが必要。異なるアプローチをしなければならないのは、会社は法人で教授は人、つまり人格があるというのがポイントです。
私が東工大MOT受験準備のときに実践したアプローチを紹介します。
#志望大学や教授を絞ってからのお話です
ネット上でヒットする情報を網羅する
この情報化社会では当たり前のこと過ぎて、書くのもはばかれますが敢えて挙げておきます。というのは、単に情報をリスト化するだけではなく、自分が持つアセットと教授、ゼミの交差点を探りながら情報を抽出することで、構造化が楽になります。
教授の学歴・社歴などは、その方の生き様が分かります。よくよく調べると、ベンチャー企業を立ち上げたけど、上手く行かずに畳んでから教授になってイノベーションを講座としてもっていたりw。昨今でもあるか知りませんが、意外と学閥を気にする教授がいらっしゃるカモしれません。
あとは、ゼミ生や卒業生の所属企業や業界。同じような業界で同じような業種・ポジションの人は2人もいらないと教授が感じるかもしれません。しかし、異なる企業で対立軸をしっかり組み立て、お互い建設的な議論で一歩先に知見を広めることも提案できるかも。私が入学したときは、ゼミは違うけど同じ会社の方がいて、同じゼミの中で同じ会社というのは、知っている範囲内ではいませんでした。
文献を読み込む
著書、論文、雑誌、記事は目を通しましょう。有名な先生であれば、膨大な量がありますので、時間が足りない場合は代表的なものでよいとは思います。
結構重要なのは、基本的に教授が教えたいことは担当講座なので、その講座のシラバスを読み込みましょう。その際、どうせ合格したら読むことになるので、担当講座の課題図書を読んでおくこともお勧め。なぜなら、同学期中の他の講座でも課題図書があるので、1週間に5冊読んでグループワークとかしんどいです。
また、担当講座の課題図書をAmazonで検索したときにお勧めされる本、これも結構重要です。その講座が開催される同じ学期の課題図書がモリモリでてきます、みんな買ってるので。
ちょっと話は逸れますが、中古本を買うのもお勧め。大した節約にはならないのですが、本の中に線やマーカーが引いてある本を敢えて選びます。もうお分かりかと思いますが、先人が重要なところに線を引いていてくれますw。それが本当に重要かどうかは、先人の才能に次第ですが、流し読みをしながら、線の前後はちょっと突っ込んで読んでみるという読み方も悪くありません。
実際に会いに行く
これほど教授という「人」を研究できる機会はありませんね。オープンハウス、公開講座、講演会等、探せばいくらでも機会があります。また、教授によっては個別面談やゼミ見学を受け付けている方もいらっしゃるので、メールを送るなりしてトライしましょう。当然、一度も会ったことない人より、一度合って人となりを知っている人の方が、同じボーダーライン上では有利です。
私は機会がありませんでしたが、ゼミ生や卒業生と会うのもよいでしょう。裏事情が聞けるかもしれません。会社や周りに卒業生がいらっしゃれば、コンタクトしてみるのがよいと思います。卒業生は大抵そういう活動を応援してくれます。
以上、大学教授の欲しい学生を知るための、ピンポイント調査について、私が東工大MOT受験準備のときに実践したアプローチを紹介しました。
参考になれば幸いです。
本ブログのMBA/MOTカテゴリーでご紹介している内容は、以下の記事をご参照ください
国内MBA・MOT受験対策【研究計画書その2】
国内MBA・MOT受験準備で、社会人が特に力を入れたいのが研究計画書。社会人であれば、就活のエントリーシートを書いたことがあるハズですが、大学院受験の研究計画書と似ている部分と異なる部分があるので、その違いを意識しながら構想を練るとスッキリした論理展開にすることができます。
就職活動のゴールは採用を勝ち取ること。大学院受験は合格を勝ち取ること。そこは似ていますね。逆の立場で考えると、会社側が就活生の採用を決めるとき、この人が会社にどれだけ将来貢献してくれるかを見極めます。会社への貢献は書くまでもなく、稼ぐ力。仕事を通じて自社の商品やサービスに付加価値を与えてくれる可能性がある人を採用します。
一方で、大学側が受験生の合格を決めるとき、この人が学校にどれだけ将来貢献してくれるか、です。では、大学への貢献とはいったい何でしょうか?
大学院教授のインセンティブ
大学院教授のインセンティブを想像してみましょう。大学の基本的な収入源は、学費、国からの補助金、企業との共同研究によるスポンサー収入あたりでしょうか。今の時代、大学教授も競争社会ですので、これらを持ってこれる教授は大学から好待遇を受けれるハズですね。
国からの補助金や企業の共同研究を持ってこれる学生は、ほんの一握りの特殊人材なので、ここでは考えないとして、学費を集められる、つまり、学生から人気の教授になるために、教授はどんなことを考えるのか。ここで自分や他の受験生たちと思考が交差することになります。
教授からすると、1つでも日本一の講座を持っていると、物凄い武器になります。私は東工大出身ですので東工大で例に挙げると、1995年当時、機械工学科の清水教授の想像設計第一という講座が超絶人気でした。今でこそ高専高校のロボコン、ロボットコンテストがテレビで放映もされ、若きエンジニアたちが自分たちの技術で世界と戦うというストーリー性も加わり、人気コンテンツとなっています。想像設計第一は東工大の他の学科からの学生も集まる、大学内のロボットコンテストです。トーナメントの上位者は海外の提携大学との世界大会に進むことができます。
大学院教授は自分のゼミがキラー講座
少々話は逸れましたが、当たり前ですが教授はそれぞれ専門性をもっていて、国内MBA・MOTではその教授のゼミに所属して、ひたすらケーススタディや研究課題に取り組んでおり、その自分のゼミを武器として学生を集めています。色々な幅広い業界や分野の学生を集めることで、そのゼミ内の議論が活発化して学生が成長し、修了後に企業に戻って活躍したり、起業をして社会に利益をもたらします。
また、その学生の研究成果を生かして、自身が論文を書いたり講演会をすることで、教授自身のブランドを高めています。つまり、教授はゼミの議論活性化に貢献してくれる学生を採りたいのです。まとめると、
- 就職活動では、会社が欲しい人材=自社商品・サービスに付加価値を与えてくれる人材を採用する
- 大学院受験では、教授が欲しい学生=ゼミの議論活性化に貢献してくれる学生を採用する
ということです。
就活も大学院受験もマッチング
就職活動も会社が欲しい人材と、自分の個性や将来像のマッチングですが、大学院受験も同様に教授が欲しい学生とのマッチングです。
自分の個性や将来像を深掘りすることはどちらも変わりませんが、就職活動で行った業界・会社研究と同様に、大学院に対して、さらに言うとピンポイントでその教授の研究が欠かせません。このマッチングが構造的に表せると、あとは研究計画書に文章として落とすだけの作業となります。
次回は、どうやって大学院教授の研究をするのか、について書きたいと思います。
本ブログのMBA/MOTカテゴリーでご紹介している内容は、以下の記事をご参照ください
国内MBA・MOT受験対策【研究計画書その1】
国内MBA・MOTの提出書類で一番苦労するのは研究計画書。書き方ノウハウは色んな書籍で語られているので、それらを参考にすればよいです。しかし、書く人が実際に知りたいのは、どのような思考で、どのように仕上げていったか、その経緯、経験だと思います。私は今までの経験や将来像を1つ1つ丁寧に、パズルのピースを嵌めるようなイメージで繋げました。
研究計画書は書くだけで終わりではなく、小論文等の筆記試験をパスした後の口頭試問での質問のベースとなります。ようはそこで研究計画書を深掘りされ、論理的に一貫性があるか、その大学院で学びたい熱意などが判断されるので、書類選考をパスするために自分を過大に見せると後でボロがでます。等身大の自分をトコトン掘り下げて、将来の目標は多少盛るwのが王道です。
国内MOTを目指すことにしたキッカケ
社会人で仕事をしながら、大学院に通おうと思ったキッカケは何なのか?というところからスタートするのがほとんどのケースだと思います。自分のケースは、会社終わりに渋谷で飲んでいたら、たまたま隣の席に大学のサークルの2つ上の先輩が3人で飲んでて、そこに参加させてもらったのがキッカケでした。その先輩はある通信事業者にお勤めで、海外MBAの受験予備校に通う仲間とのこと。
話を聞くと、みなさん社内で凄く活躍しているようで、そんな中でも将来のキャリアのことを真剣に考えていて、各々色々な方向性はあるものの、将来、出世して経営に携わったり、ベンチャー企業を立ち上げたいとキラキラとした夢を語ってくれました。その前から留学に興味はあったのですが、グローバルで活躍できる職場だったので、このまま今の会社で仕事に全力コミットしていった方が経験を積めると判断して、興味を押し殺していた自分にとっては結構衝撃的な内容。
テクノロジーが大好き、プロジェクトマネージメントが最強だと思っていた(今でも思っている)ので、今の仕事を続けつつ経営を学ぶ、そうするとおのずと国内MOTという道が自分の前に見えてきました。因みにその先輩の同じサークルの先輩は、既にEngineering分野でアメリカの大学院に通っていらっしゃることを聞いて、さらに自分が引き込まれていったのを思い出します。
将来の目標
2000年の入社当時に遡りますが、当時、社内の目標管理システムに、10年後の目標を書く欄がありました。試用期間の3か月を終えたときに書くことになったと記憶してますが、「HWもSWも分かるリーダーになりたい」、みたいなニュアンス。試用期間でもプロジェクトの1部の業務を、チューターと取り組んでいた中で、大きな会議を仕切って、難題に対してもバンバン意思決定してプロジェクトを前に進める、若きリーダーを目の当たりにし、早くも自分のロールモデルを見つけたのは自分にとってはラッキー。
自分が電気系のHWの部署に配属され、さらに2人のロールモデルになる人を見つけ、7年後に組込みSWのプロジェクトマネジメントの部署に異動。周囲からは、なぜHWをずっとやってきたのに、HWのプロジェクトマネジメントではなくSWに行ったのかよく聞かれたけど、ちょっと恥ずかしくて「自分の目標があるから」とは言えず、みんな順当な道を選ぶから人とは違ったキャリアパスを作りたかったと答えてた。
SWに異動してから2年後の2008年、HWもSWも両方取り仕切る真のプロジェクトマネージャへの道が見えてきたころ、もうすぐ10年後の目標を達成できそうだけど、次の10年はどうするのか?という疑問がふつふつと心に湧き上がってきた折に、渋谷で起きた偶然。そこから明確に「経営者」という目標が定まった、つまり将来の目標ができました。
なぜ、東工大の○○教授のゼミに行きたいのか
正直、こじつけです(笑)
SWプロジェクトマネージメントチームでは、SW品質担当でした。学部、修士が東工大を出て愛着もあるし、何となく一貫性がある印象を与えることができるカモという算段もあって、まずは東工大MOTのことを調べ始めました。そこで品質マネージメントをやっている教授を見つけて、今の仕事をふんだんにアピールできる自信があったので、もはやそこに一点突破しようと早々に決意。
別に品質に拘ってたわけではなく、技術経営を学びたかったので、入り口は何でもよいとさえ割り切ってました。当時はスマートフォン市場が成長期で、しかもグローバルに1億台に迫る勢いで事業を拡大しつつある会社で、品質マネージメントを実務でやっている人って、たぶん日本国内で10人もいないぐらいのオリジナリティ。
あなたに生きたライブケースを提供できる、教授にも他のゼミ生にも貢献できる、というアピールポイントを生み出すことはそれほど難しいことではありませんでした。
まとめ
研究計画書の書き方ノウハウは色んな書籍で語られているので、それを参考にすればよい。実際に書く人が知りたいのは、書いたことがある人がどのような思考で、どのように仕上げていったかだと思います。私は今までの経験や将来像を1つ1つ丁寧に、パズルのピースを嵌めるようなイメージで繋げました。何かのキッカケで急に熱が上がる瞬間があると思いますが、その熱が冷める間に一気に思考を巡らすことをお勧めします。
参考までに私のパズルは以下のようにつなげました。
- 将来の目標:マネジメント
- 自分の履歴:東工大出身、HW、SW、プロジェクトマネージャ
- MOTへ通う必然性:テクノロジーを武器にした経営者
- その大学・教授へ通う必然性:東工大出身だから、品質をやっていて問題意識があるから
- なぜ今なのか、なぜ通勤しながらなのか:一通りの設計経験と実務を通して課題解決したいから
- 経験からのオリジナリティ:グローバルで成長中の市場で国内唯一の大企業の品質担当
- コースへの貢献:国内でオリジナルなケースを提供できるから
本ブログのMBA/MOTカテゴリーでご紹介している内容は、以下の記事をご参照ください
MBA・MOT受験対策サイトを立ち上げ【今日からはじめます】
東工大MOTって、毎年50~100名程度の方が受験しているようです。勝手な土手勘ですが、他の大学へ受験したり、やっぱり受験を諦めたりした人数が倍ぐらいだと考えると、受験対策に対しては毎年200名程度の方に需要がありそうな気がしてます。なんて、勘で言っててもしょーもないので、文部科学省の調査を見ると、平成29年には2300人がMBA、MOTを含む経営系大学院に入学しているとのこと。ということで、この少なくとも2300人の方々に特化した、受験対策のページを立ち上げようと思いました。
このHatena Proの湾岸日記内ではなく、もうちょっとちゃんとオウンドメディアを立ち上げてみようということで、いよいよサーバーをレンタルしてWordpressを立ち上げます(キリっ)。作戦としては、このブログのAdSense収入で1年分のサーバー代+ドメイン代を賄えるように、メディア製作の過程を日記として運営すること。
ということで、日記第一弾として、しょぼいですが、頭の中で考えている構成を書き出してみました。
研究計画書
将来の目標、自分の履歴、自己分析、MOTへ通う必然性、その大学・教授へ通う必然性、なぜ今なのか、なぜ通勤しながらなのか、経験からのオリジナリティ、コースへの貢献
TOEIC
自分の英語力を把握。少なくとも700点は目指そう。800点超えていれば他の対策に時間を割く
小論文
小論文の文章構成の基礎、経営学の基礎知識を交える発想法、文字数と制限時間を意識したトレーニング、言い回し等のライティング技術、時事ネタの収集、経験からくるオリジナリティ、回答用紙を想定
口頭試問・インタビュー
研究計画書からの論理展開、志望担当教授の嗜好把握
基礎知識(参考文献)
小論文に織り交ぜる経営学トピックを頭の引き出しに、シラバスから課題図書、課題図書からのアマゾンリコメンド、セミナーや面談等で参考文献を聞き出す
受験計画
タイムプラン、セミナーへの参加、説明会や教授面談、業務との兼ね合い
予備校
予備校の利用の仕方、絶対に休まない、研究計画書・小論文をとにかく添削、恥ずかしくても添削してもらう
こんなゆるい感じで行こうかと思います。目標は年末までにGO LIVE。2021年3月までに5万円/月を目指したいと思います。
本ブログのMBA/MOTカテゴリーでご紹介している内容は、以下の記事をご参照ください
【国内MOT】受験対策サイトを立ち上げ
この湾岸プロマネ日記では、海外出張、モバイル、資産運用、MBA/MOT、プロマネ日記の5つのジャンルで情報をお届けしております。本ブログは管理者が一番最初に立ち上げたブログで、だいぶ情報がとっ散らかっておりますw。
2019年に入ってだいぶ記事数が減少してきており、ブログの方向性に迷ったり悩んだりしているのと比例して、アクセス数が減少傾向にあります。狭い範囲の方々をターゲットに情報をお伝えしたいという当初の目論見に反し、発信したい情報を自分で制限するような自体に危機感を感じて1カ月がたってしまいました。
これまで通り、このブレブレの方向性(笑)は継続するものの、モバイル分野、および、MBA/MOT分野にそれぞれ特化したサイトの構想をすることに致しました。
その第一弾として、国内MOTの受験対策サイトを立ち上げようと思います。本ブログにてMOTの使い方シリーズを少々展開させていただきましたが、MOTの使い方を知りたい方々って、MOTを修了した人ではなくて、MOTの受験を考えている人の方が圧倒的に多いことに今更ながら気が付きました。
久しぶりに、『日記』っぽい投稿になってしまいましたが、この記事を境に、もっと自由に日記形式で情報発信し、その中から気づき、産み出したジャンルを独立させて運用する方法を今後取っていきたいと思います。
今まで記事をご覧になっていただいた方々へ感謝申し上げたいのと共に、引き続き少しでもためになる情報発信をしたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
5GスマホGalaxy S10 5Gが韓国で発売開始!その評判は・・・
韓国KTは、Verizonの5G商用サービス開始より1分1秒でも早くサービスを開始し、世界初の称号を手に入れるため、4月3日23時、5Gネットワーク設備のスイッチを入れた。それに続く形でSKT、LGU+も、夜中に急きょ5Gサービスをスタートさせた。
結局Verizonは、韓国3キャリアから2時間遅れで5Gを開始したが、巨大で複雑な5Gネットワークの立ち上げを、このようなドタバタ劇で始めて良かったのであろうか。サービス開始と共にネットワーク接続された、初のスマートフォン、Galaxy S10 5Gの評判がインターネットに書き込まれ、ビジネスコリアで報告されたので、それを要約してみようと思う。
タイトルは衝撃的、というか、少なからず心配する声が現実になってしまった感があり、「5GからLTEにスイッチしたときに、データ接続が切れていしまう」という、残念な方向に傾いてしまった。以下、記事の内容を和訳・要約する。
5GからLTEへの接続切り替えができない
何人かのユーザーは5GからLTEへの接続切り替えができなかったと不満を持っている。Galaxy S10 5Gは4月5日に世界初の5Gスマートフォンとして発売が開始された。5Gサービスのエリアが限定的だとか、スピードが遅いとかいう問題点もあるようだ。4/9のインターネット書き込みによると、これらのユーザー不満はSKT、KT、LGU+の3つすべての通信事業者で、4/5~4/8の間に発生したとのこと。
5Gの圏外エリアでは、GS10 5Gは自動的にLTEにスイッチされインターネット接続されることが期待されているが、継続的に接続が切れたと言われている。ネットワークに接続するためには数回のリブートが必要だと言及している。
3G-4G間のスイッチングを意識しないのと同様に、4G-5G間でもユーザーは意識しなくてよいのは、スマートフォンとして当然の動きであるはずだ。5G通信圏外であろうとも、GS10 5Gに実装された4Gアンテナと5Gアンテナは同時に受信できている。最初のロケーションで5G信号を掴まなかったり、5Gカバレッジ制限によりスマートフォンの5G通信が遅いのとは、異なった問題である。
5G関係者の対応
顧客の不満が積み重なっているが、3つの通信事業者とその製造事業者は責任を避けており、顧客への正しい回避策の提供に失敗している。サムソンはスマートフォンのソフトウェアをアップデートし、基地局からの信号をより早く掴むような対策を4/6に施したが、LTEへのインターネット接続は未だに限定的だ。SKTとLGU+は、基地局側のソフトウェアアップデートは完了済みで、5G商用開始時の問題は解決したとしている。
KTによると、「そのような不満は受け取っておらず、問題も見つかっていない」、「5:50pmの時点で30,000人以上の接続が行われており、2日目にGS10 5Gが発売開始された」と言っている。「サービススイッチ間の端末側不具合の可能性を排除できない」と通信事業者は公式に言及しているが、サムソンは「既に今できる全てのソフトウェア対策を行っている」としている。
業界の有識者は、5G基地局が少ないことではなく、ネットワーク最適化がまだ完了していないからであると指摘し、それによって基地局間の信号受け渡しがスムースでないことが原因だとしている。
5G立ち上げに死角は無かったか?
5Gの立ち上げに対して、米国、中国、韓国の3か国がスピード競争をしていたことは記憶に新しい。この3か国の内、韓国、米国の2か国で、限定的にではあるが、サービスが開始された。個人的な印象では、見切り発車で象徴的な地位を勝ち取り、その後サービス品質をトライ&エラーで高めていくのは、サービスを未だ開始していない中国である印象だ。ところが、今回、中国は5Gの立ち上げに際し、慎重には慎重を重ね、Pre-commercialサービスを2019年の後半から開始するという、非常に慎重なステップを取っている。Pre-commercialとはいえ、10億人以上の人口を抱える国が故に、その接続数は数十万人と言われているほど膨大だ。
スマートフォンの延長のみならず、広く産業界にインパクトを与えると前評判の高い次世代通信技術5G。そのポテンシャルを正確に見抜き、顧客に向けてよりスムースな立ち上げを真摯に考えているのは、図らずも中国なのかもしれない。その背景にあるのは、世界一のネットワーク技術を誇るHuaweiを自国に抱えていることが無関係とは言えないであろう。
本ブログのモバイルカテゴリーでご紹介している内容は、以下の記事をご参照ください。