今では生活必需品となったスマートフォン。
日々のくらしの中で手放せないツールである一方、失くしたときは大きな不安に襲われ、電車に乗ることも水を買うこともできない。
一方で、歩きスマホによるトラブルが大きな社会問題として取り上げられるようになりました。
1人１台時代の身近なモバイルについて、2000年から業界に身をおいてきた経験・視点をもとに、様々な情報をお伝えします。
このモバイルカテゴリーでは、フロー型の雑記ではなく、できるだけ見てくださる方のお役に立てる、ストック型の記事にしたいと思います。
モバイルカテゴリーでは、以下の３つの視点で情報をお届けいたします。
ユーザー＆技術視点
どんな業界でも同じですが、商品やサービスを提供する側の立場であれば、徹底的にお客さんの視点を持つことは大事ですよね。また、その一方で、お客さんに最高の商品やサービスを提供するために、どんな技術を準備して用いるかも、提供する側にとって重要な視点です。
技術的な内容を全部説明することは不可能だし、そこまでの専門家でもありません。お客さんが困っていること、もう少しこうしたら便利なのになぁということ、そういった悩みを見つけたとき、私ができることは解決策を見つけたり、その仕組みを分かりやすく説明することかと思います。
主にTwitter界隈で悩みを見つけているので、もし気になる方がいらっしゃれば、プロフィールからフォローしていただけると嬉しいです。
地域視点
グローバル経済化の歯車は動き出したらとまらない。どこかでそんな本を読んだことがあります。モバイル業界も同じです。そしてモバイルが発達しているのは、もはや日本だけではありません。むしろ海外の方が新サービスの開始が早かったり、技術開発が進んでいる会社が山ほどあります。
今まではスマートフォン、その部品メーカー、通信事業者等は、日本国内の記事やウェブサイトを見ておけば十分だったかもしれません。しかし、5Gの到来とともに、モバイル技術はスマホ以外の業界へと波及し、その業界にいる方々は無視できなくなります。
そのメジャープレイヤーが日本にいないとしたら？ 海外のサイトでしか情報を得られないとしたら？
そんな方々に少しだけ助けになれればと思い、ふだん見なれない英語で書かれたサイトを読むのが億劫な方、海外の情報をザックリ知りたい方に、日本語でポイントをまとめていきたいと思います。
各地域の情報は、各地域のローカルサイトを見るに越したことはありません。
業界視点
モバイル業界が大きな潮目を迎えています。
その起爆剤とされているのは、早い地域で2018年からサービスが始まる第5世代移動通信システム、通称5Gです。
モバイル業界の歴史をたどると、SNS時代の到来とともに、今ではもはや死語となった『写メール』が登場したのは2000年。ノストラダムスの大予言も外れ、基幹システムの2000年問題もクリアし、いよいよ新たな時代の幕開け。21世紀の到来とともに鮮烈にデビューしたカメラ付き携帯電話は、第3世代(3G)へのキラーアプリケーションだと期待されていました。
10年周期で訪れるというモバイル業界の世代交代。2010年に登場した第四世代（4G）LTEは、通信容量が飛躍的に向上し、今まさに、みなさまがスマホを使ってYoutubeをストレスなく楽しめてます。
あれから10年。第五世代（5G）が今まさに開花しようとしています。
ユーザーはどんなに便利になるのか、どんな楽しいことができるようになるのか。また、スマホ以外の業界へのポテンシャルを持つ5Gが、業界を超えて世界経済に与えるインパクトなど、今後さまざまなメディアで取り上げられることになります。
このブログのモバイルカテゴリーも、規模は小さいですが、そのメディアの一員としてお役に立てればと思います。
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