MBA、MOT系の社会人大学院の入試科目は概ねTOEIC、小論文、口述試験の3つ。TOIECと小論文はノウハウで対策できそうな気がしますが、口述試験の対策って何してよいか悩みませんか?
この記事では、口述試験時の自己アピールについて、実体験を基に考えたことと実際に入学後に教授からいただいたフィードバックを基にした考察についてです。
口頭試験で聞かれたこと
もう10年前ぐらいのことなので、あまり覚えてませんが、凄くオーソドックスな内容だったと思います。
- 志望動機
- 業務内容
- なぜ東工大か?
- なぜその研究室か?
ノウハウ本や予備校で教わった通りです。
願書を出した時点で職務履歴書やレジメも提出しちゃってるので、後から変更できません。その内容から逸脱しないように自己アピールが必要。
つまり、願書提出の時点で口頭試験のアピールまで見据えて書類を出すことが求められますが、今年試験中の方々は前向きにうまく説明できるように集中しましょう。
自己アピールが必要な理由
口頭試験では上記のようなオーソドックスの内容を聞かれますが、これに淡々と理路整然と答えるだけで、他の受験生達とどう差別化できるのか?というところが疑問の出発点です。私が受験した経験と、入学してから実際にもらったフィードバックからお答えすると、
『質問の範囲内では自己アピールすべし』
です。
当たり前ですよね(笑)
就職面接でもよくあるケースですが、
面接官「何か聞きたいこと、言いたいことはありますか?」
自分「特にありません」
は、マズいよねと書いてあるノウハウ本は沢山あります。
確かにせっかく聞いてくれているのに、何も興味がない素振りがいただけないのはよく分かりますが、口頭試験や就職面談では、その質問に至るまでのコンテキストの中で判断すべきだと思います。
そこで私はどう答えたのか?ですが、私の場合はそこで当大学院と当研究室への想いを沸騰するぐらいの熱量で淡々と語りました。というか、そういう準備をしてしっかり実行しました。
自己がどのように受け止められるか
入学後、しばらくしてから研究室の飲み会で教授と話したときに、
教「君は壮大なスピーチをしすぎだ」
教「あれがなかったらもっと成績よかったよ」
にったけし「!!!」
というやり取りがなされました。。。
もう、恥ずかしいことこの上なし。
私は合計8年も当大学に通いましたが(学部4年、大学院2年、社会人大学院2年)、どう考えてもこの大学のノリとして、前に前にガンガン出てくる人は希少生物です。
自己アピールについては、
- 質問の範囲内でおおいにすべし
- フリータイムでのスピーチは控えるべし
- 大学のノリを考慮すべし
3については在校生との交流会等で質問しましょう。たぶん快く教えてくれると思います。
最後に
何はともあれ、楽しい夏を犠牲にして頑張ってる受験生の方々、あと少しですね、がんばってください!
社会人が大学、大学院に挑戦するときの悩みについても記事を書いているので、参考にしてみてください。
本ブログのMBA/MOTカテゴリーでご紹介している内容は、以下の記事をご参照ください。
www.nittakeshi.com