湾岸プロマネ日記

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【海外出張】事前準備で上司からポイントゲット

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あなたが上司と一緒に海外出張に行く場合、色んなお役立ち情報を上司に提供することで、あなたの株を上げる、絶好のチャンスです。よく言いますよね、ジェットコースターに一緒に乗った女の子と恋に落ちやすいって。そう、吊り橋効果ってやつです。

普段と異なるシチュエーションで、同じ時間、場所を共有するので、レバレッジが効くそうです。よって、良いことがある反面、何かそそうがあった場合、その逆が起こりますので注意が必要です。

そこでこの記事では、事前にどんなことを調べればよいか、実際の私の経験をもとにしてご紹介いたします。どうやって上司を気持ちよくさせるか、ご参照いただければと思います。

 

  

 

事前手続きの徹底調査

海外出張を命ぜられるぐらいなので、パスポートは持っていることが前提ですが、念のため、パスポートの取得の仕方や必要書類、どのぐらいかかるか等は、東京都生活文化局のページをご参照ください。

パスポート|東京都生活文化局

 

また、国によっては入国する際の残存有効期間が異なりますので、行く国が決まったら近畿日本ツーリスト等、旅行会社のページでチェックしておくことをお勧めします。旅行会社はお客さんが入国できなかったら困るので、国の入国制度が変更になった場合に備えてチェックしているので、信頼感があります。因みに10年以上前に、同じチームの入社2年目の後輩を海外に連れて行こうとしたら、パスポート持っておらず、急いで取らせてました。。。

海外へご出発のお客様へ パスポート・査証に関する重要なご案内 | 近畿日本ツーリスト

 

パスポート(重要度:★★★ | 貢献度:☆☆☆)

普通に聞ける人は聞けばおしまいですが、当たり前すぎて、上司に面と向かって、「パスポートの残り期限大丈夫ですか?」、なんて聞けませんよね・・・

方法が無いわけではないです。例えば、入国書類を事前にオンラインで入手して、書いてもらうとか。飛行機の中で入国書類を配られますが、正直、ペンを出し忘れたり、離着陸のときはテーブルが引き出せなかったり、パスポートや便名がわかる航空券の半券、ホテルの名前が書いてある旅程などをかばんにしまって上の棚に入れちゃってたり、意外と不便なんです。アメリカはオンラインで手に入るようですし、台湾は何ならオンラインで手続きを事前に終えられます。事前にやっておけば、移動中にめんどくさい思いをしなくてよい旨、上司に伝えてあげましょう。

そのときにパスポートの有効期限を応えることになりますので、おのずとチェックできることでしょう。

 

 

ビザ(重要度:★★★ | 貢献度:★☆☆)

日本のパスポートはシンガポール並みに最強だという説がありますが、そうはいっても国によってはビザが必要です。ビザの取得方法は、行きたい国の大使館のホームページに書いてあるのでご参照ください。私は今まで、インド、ブラジル、ロシアのビザを取ったことがありますが、最低2週間の余裕はもっておきましょう、最低で。

 

こういった手続きは面倒ですよね。そうなんです、そこがチャンスなのです。提出書類や日程感を完璧に把握し、代理店への連絡・提出を自分がかってでる。代理店への代理になるわけです。めんどくさいことから解放された上司は、気持ちよくなることでしょう。ただし、上司に秘書やアシスタントがついてる場合は、もちろんそのご担当の方に任せるのが一番です。自分がしゃしゃりでても、秘書に嫌われ、さらには上司の耳にも届くので、むしろダメージがでかいでしょう。

 

なお、ビザではありませんが、事前登録が必要な手続きも忘れないでください。アメリカはESTA、オーストラリアはETASと、一文字違いですが結構やり方が異なります。どちらもオンラインでできますし、出発直前でもよいのでやっておきましょう。この情報は航空会社が航空チケットを発券する際に、その国のシステムとつなげてパスポート情報から確認するので、取得していなければ地上係員から指摘されると思います(格安航空は知りません)。

 

 

 

現地での移動を徹底調査

海外出張で苦労するのは、ずばり、移動。自宅から羽田や成田まで重い荷物をひきずり、長距離フライトを耐え、トランジットがあれば謎の待ち行列に無感情で並び、ようやくたどり着いた最終目的地の空港。残念ながら、そこからが一番の難関。箱根駅伝でいえば、往路の最終5区の山登り、心臓破りの坂といったところでしょうか。そんな難関でのあなたの行動力、事前準備力が上司には試されています。避けられないことに対してイライラしてもしょうがないのですが、準備していれば避けられた苦労は避けるべきであり、つまり、準備を怠ってはポイントアップにつながらないということです。

 

 

空港からの移動方法(重要度:★★☆ | 貢献度:★★☆)

会社の制度次第だが、よっぽどのことがなければタクシーを使うでしょう。ところがこのタクシーというのが曲者ですよね。英語が通じない、クレジットカード使えない、ぼったくられそう、遠回りされるかも、地図見れない、などなど、実際に痛い目を経験しました。かといって、電車に乗るのもしんどいですよね。何時間も移動してきた後に、大きな荷物を持って駅の階段を上ったり下りたり。車内が混んでいれば、大きな荷物に向けられた周りの視線がとにかく痛い。

 

ということで、タクシー一択しかないのですが、上司にはタクシードライバーと一切しゃべらせないことを目標に準備しましょう。

  • 地図と住所を英語と現地語併記で準備しておく
  • クレジットカードが使えるのか、現金オンリーなのか事前にネットで調べておく
  • 乗車前はクレジットカードが使えるかチェック、また、メーターもチェック
  • 乗車中はGoogle Mapで、経路から大幅に外れてないかチェック

特に、自分が助手席に座って、Google Mapを運転手に見えるぐらいにチェックすると、抑止力になるのでお勧めです。

 

 

ホテルを中心とした行動範囲(重要度:★☆☆ | 貢献度:★★☆)

日本で暮らしていれば、おのずと自宅を中心に行動範囲がきまると思います。これは海外出張でも同じで、ホテルを中心に決まります。

よっぽど有名でインスタ映えする観光スポットであれば別ですが、会食や接待、飲み会のために、オフィス~ホテル間の経路を30分以上も外れた場所に行くことは現実的じゃありません。ホテル帰ってからも仕事がしたい上司かもしれないし、コッソリ一人で夜遊びしたい上司かもしれないし(笑)

 

自分が行き慣れたところでは、レストランなどのデータベースはそこそこ持っているとは思いますが、現地に社員がいるのであれば、できるだけ詳細に情報を引き出しておくのがよい準備と言えるでしょう。

  • オフィス~ホテル間の移動経路から15分を上限に行動範囲を設定
  • 毎日、現地のレストランに行くのも飽きるので、一般的な店もリサーチしておく
  • 会食向け、接待向け、飲み会向け、等、あらかじめカテゴリー分けしておく
  • 料理の写真やお酒の種類、値段、店の雰囲気等、会話の中でフォローアップしておけるように

これらのことが、スマートに上司とコミュニケーションできれば、さらにポイントアップすること間違いなし。

 

 

 

 

現地で役立つ情報10選まとめ

 

現金 or クレジットカード

まずはタクシーはクレジットカード使えるか、もしくは現金オンリーか。現地空港に到着後にいきなりクリティカルになりえません。

国際都市シンガポールでさえ、ある時期、タクシー会社のクレジットカード契約が揉めて、VISAが使えない時期がありました。

 

現金引き出し情報

現金が必要な場合、どこでおろすか。

一般的には羽田や成田空港で下すのが一番割高と言われ、その次が現地空港。

私の場合は、ホテルや街中のATMでクレジットカードのキャッシングを使います。

 

レストラン情報

私が海外出張でエンジョイしたいNo.1は食です。ひとそれぞれ異なりますが、全く興味がない人もすくないと思います。

調べ尽くして、上司の希望にあった料理、クオリティ、価格を提案できるとよいでしょう。

 

行動範囲にあるスポット

朝食や昼食食べ過ぎて、夜はパブで軽く一杯、とか、上司が言いだすかもしれません。

また、観光名所など、行動範囲にあれば、インスタ映え写真を撮りにいくのもよいでしょう。マーライオンとか(笑)

 

為替レートと物価

為替レートをザックリ頭の中に入れておいて、現地通貨を見たときにだいたい日本円でいくらぐらいかわかると良いでしょう。

中国は×15円、シンガポールは×80円、アメリカは×120円とか、そんな感じでよいかと思います。

また、現地でペットボトルの水とか、タクシー代とか、相場が日本と異なっても、現地で常識的な価格であれば、それは認めざるを得ないので、レートだけでなく、物価感覚ももっているとベストです。

 

英語通じるか

先にタクシーの例もありましたが、中国のタクシーは全然英語通じません。南米も田舎の方だとスペイン語しか通じません。

事前に知っておくことで、時間と心の余裕が生まれますので、気持ちの準備を上司にもしてもらいましょう。

 

電源プラグとマルチタップ

最悪ホテルで貸してくれますが、自分用と上司用、2つ用意しておきましょう。

(ここまでくると、どんだけ上司にすり寄ってんだって。。。)

また、オフィスなどではそもそも電源の口が少ないこともあるので、パナソニックが出しているトリプルタップは重宝します。

(あとでアフィリリンク貼らなきゃ・・・)

 

天候、気温、服装

南半球へ行くと、気候が真逆です。正直、知識として知っていましたが、行くまで実感がありませんでした。

いまどきGoogleでバッチリ調べられるので、ジャケットやコート、折り畳み傘など、準備を促しましょう。

気温が年中30度のシンガポールや台湾は、なぜかジャケット必須です。オフィスの冷房がキンキンに効いていて、一日中オフィスにいると手足がしびれてきます。などなどのTipsは非常に重宝します。

 

コンビニ

ホテルの冷蔵庫に置いてあるドリンクは、ご存知の通り、超割高です。

近くにコンビニがあると、水、ジュース、ちょっとした買い物が非常に便利ですよね。

ホテルから最寄りのコンビニをチェックしておきましょう。タクシーでホテルについて、明日の集合時間とか確認した後に、「私、ちょっとコンビニで水買ってきます」っていうと、だいたい上司が嬉しそうについてきます(笑)

 

おみやげ

いまどき社内にお土産を買って帰る文化もあまりないと思いますが、上司のご家族に向けて現地の名産品を提案できるとよいですね。

あまりかさばらない、スイーツやお菓子、お茶、コーヒーとかでしょうか。これは普段から上司の嗜好を見極める努力が必要ですね。

 

 

 

以上、海外出張の事前準備に関して、どうやって上司を気持ちよくさせるか、という切り口でお伝えしました。

 

海外出張はワクワクしますが、上司と一緒に海外出張に行く場合、自分だけ楽しむわけにはいきません。むしろ、色んなお役立ち情報を上司に提供することで、あなたの株が上がると間違いなし。

事前に調査をして、しっかり情報収集して、スムーズに仕事を終わらせ、上司のご機嫌をとってポイントアップ。そして、自分がエンジョイするための空き時間をしっかりキープしましょう!

 

 

本ブログの海外出張カテゴリーでご紹介している内容は、以下の記事をご参照ください。

www.nittakeshi.com