湾岸プロマネ日記

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【高知県】上京し帰省で行きたい ひろめ市場

良く聞く話ですが、高知から上京したときに初めて気が付いたことの1つは、どこの居酒屋でも鰹のたたきがでてくるわけではないこと。
都内で数店舗を展開する「わらやき屋」さんに行って藁の炎で派手にカツオを炙るパフォーマンスを見ると、脳裏に焼き付いた明神丸の大漁旗が目に浮かぶのではないでしょうか。

そんな明神丸も店舗を構える、高知市の中心街帯屋町に抜群の集客力を誇る、高知の「食」が集う場所ひろめ市場

県内・県外のハーフ&ハーフの目線でレポートしたいと思います。

[2011年] ひろめ市場との出会い

私が初めての訪れたのが2011年。当時、平日の昼~夕方ごろに行きましたが、席に人がまばらでした。
鮮明に覚えているのは、おそらくキャビンアテンダントの方々がフライト終わりで訪れ、ご当地料理をご当地スポットで堪能している様子。職業柄、色々な土地を訪問し、現地のグルメや観光スポットに対する目の肥え方はハンパ無いでしょう。その様な客層の方々がいらっしゃる市場って破壊力あるなぁと当時思いました。

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2011年夏に訪れたひろめ市場前(よさこい広場側)

鰹のたたきの明神丸を始めとする地元コテコテのお店に加え、当時から餃子を極めた中華料理店やインドカレーのお店等、バリュエーションも様々でコングロマリット状態。一つ一つのお店がクオリティが高いレベルで競いあっているように見えました。

もはや「たっすいがは、いかん」のキリンラガービールのメッセージが懐かしく感じますね。

[2015年] ひろめ市場の変化

2015年に訪れたとき、雰囲気が一変したことを感じました。
まず、上記の写真のよさこい広場側から市場に入ろうとすると、人、人、人。
(写真撮っておけばよかった~)

そして、満員過ぎて席が取れない。

正確に言うと、ひろめ市場というより、帯屋町全体的に何か人が多い感。
街全体が盛り上がってるの?という仮説の下、高知新聞の記事中のグラフをみると、県外観光客数は2010年に320万人から435万人へと100万人増え、その後400万人~450万人の間を推移しているようです。

高知県の県外観光客消費額が過去最高1126億円に 2017年|高知新聞

なるほど。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」が放映されたのが2010年で、これが高知観光ブームに火をつけたと言及しているWebサイトが多いようです(にったけし調べ)。
地元に親戚がいる身としては、地方経済が潤ってうれしい限りです。

この辺りから高知県観光キャンペーンの「リョーマの休日」が気になり始めた記憶があります。
今思うと「高知家」やら色んなキャンペーンを仕掛けて、地方公務員がものすごい頑張ってる感が伝わってきます(笑)

[2018年] ひろめ市場を取り巻く環境

2018年は初めてよさこい祭りを追手筋有料桟敷席で見ました。お祭りが始まる前にトイレを済ませようとひろめ市場に入ると、やっぱり人、人、人。
祭りがあるから混んでいるのは想定内ですが、例えば明神丸の塩たたき待ち行列などを見ると3年前の熱狂ぶりが衰えておらず、未だに人気スポットであることを感じました。残念ながら、撮れた写真は追手筋側からよさこい祭りを観つつ撮った写真のみ(というかたまたま枠に入っていた・・・)

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2018年夏に訪れたひろめ市場(追手筋側)

nittakeshi.hatenablog.com
【よさこい祭り 2018】大興奮のど迫力!

街を訪れている方々の中に外国人も増えてきたように感じました。何ならよさこい祭りの踊り子として、地元のチームに混ざって踊る方もいらっしゃるぐらい。とはいえ、羽田から飛行機に乗っている方はいつも数名程度の感触なので、他地域から来ているのかしら?と気になって調査すると、驚愕の記事を発見しました。

https://www.kochinews.co.jp/article/176550/https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2018/06/0606.html

なんと、大型客船を積極的に誘致し、バスターミナルから高知城への商店街の導線も意識してローカル店にお金を落とす作戦。それによって過去3年間で外国人の消費単価がもっとも伸びている県で、絶対額では東京都、北海道に次ぐ第3位とのこと。

  1. 東京都 67,926円
  2. 北海道 67,684円
  3. 高知県 60,827円

そして、その理由が、「サンゴ」(笑)
海外の富裕層が高額の珊瑚をバンバン買っていくとのこと。そりゃ中国漁船が密漁するはなと。。。

少々ひろめ市場から論点がずれましたが、街全体が盛り上がり、それと共にひろめ市場も盛り上がるというポジティブスパイラルが依然として機能しているように思いました。

まとめ

今後も地域社会と連携し、その集客力で市場、地域ともに盛り上げて頂きたいと勝手に期待する平成最後の夏でした。
次回以降、訪れたときは写真を忘れずに定点観測し、このページに追記していこうと思います。


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